中島ゆうこ新聞　みらいのあやべ　vol.2

2023年2月4日 2023年2月4日

宮崎達也

リニューアル第2号ができました！
ご挨拶が遅れましたが2023年も宜しくお願い致します

中島ゆうこ新聞　みらいのあやべ　
2023年　１月　vol.2

2023年もどうぞよろしくお願いします！

　12 月議会一般質問・議案審査
下水道使用料の2割値上げの条例改正についてその２

　12月議会に提案された下水道料金の２割値上げの条例改正案は、賛成多数で可決され、今年の7月徴収分から下水道料金が２割値上げされることが決まりました。
　綾部市の公共下水道の整備はスタートが平成元年と非常に遅く（早く始めた市町村と比べて30年ほど遅い）、その分、早いスピードで整備を進め、また合併浄化槽などと組み合わせることで面積の広い市内の全域で水洗化に取り組んできました。10年前に私が綾部駅近くのアパートに転入した時、まだ汲み取りだったことにとても驚いた記憶があります。急ピッチで整備を進めたことや都市部に比べて人口密度が低く整備費用がかさむことなどから、すでに下水道会計の借金は143億円に達しています。しかし、公共下水道の整備の予定はまだ完了しておらず、今後も由良川右岸の整備を進める計画となっています。
　下水道事業は、国の方針により汚水処理（雨水以外）については独立採算が求められていますが、現状では汚水処理の維持管理に必要な経費のうち、使用料でまかなえているのは約6割で、不足分を一般会計からの繰入金で補てんしています。その金額は年間約10億円、3年後には12億円に増加する見込みとなっています。　多額の繰入れを長年続けることは、本来一般会計で行う教育・福祉や道路・公園の整備などの基本的な行政サービスを圧迫することとなるため良いことではないと考えられ、私たちみらいのあやべ会派は使用料値上げにより下水道事業の収入を増やす議案に賛成しました。ただし、コロナ禍や物価高の影響を慎重に見極める必要や現状では減免制度がないことから（前号）、合わせて、低所得世帯や子育て世帯、障がい者などへの配慮を求める付帯決議を民政会、創政会、公明党とともに可決しました。
　しかしながら、今回の値上げにより増える収入は8000万円の見込みで、依然として一般会計からの多額の繰入金に頼らざるをえない状況は続きます。国の財政負担を求める意見書を平成30年に市議会から国へ提出していますが、多くの自治体がすでに新設の整備は終えている状況では大きな期待はできません。使用料として徴収するのでも一般会計からの繰入れで補てんするのでも、結局のところ市民が負担することには変わりありません。10年後、20年後の財政がどうなるのか、それと整備との関係はどうなのか、長期的に使用料をどうしていくのか、市は市民に対してしっかりとした情報公開を行い、市民目線で開かれた議論の場を作っていく必要があると一般質問で求めました。その点については、「市のホームページ等で、より情報共有を図るためにも経営状況を公開し、市民の皆さんにも十分に意見をいただきながら、情報公開の充実に努めたい」との前向きな答弁がありました。　今回の料金値上げで減少する一般会計の繰入金の財源を、子育て支援や高齢者・障がい者などの福祉施策の充実にあてると市は説明しています。　今後、子ども達や生活困窮者、高齢者や障がい者などに対する施策が効果的に確実に実施されるよう、また健全な下水道事業の運営がおこなわれるようしっかりと政策提案やチェックの目を光らせていきます。

事業所訪問
　就労継続支援B型事業所の PLUM OFFICEさんを訪問してきました。
“就労継続支援“とは、障がいなどにより一般企業に就職することが難しい方に援助付きの就労機会を提供し、一般就労に向けて必要なスキルなどを身につけることを目的とした福祉サービスです。
　車イスの友人と一緒に訪問しました。PLUM OFICCE さんは昨年12月に梅迫町に新しく開所されました。① 屋外で体を動かす仕事をするアクティブコース（例えば草刈りや倉庫作業など）、② 屋内での製作や創作をするクリエイティブコース、③ パソコンを使った仕事をするIT コースの3 つのコースがあり、利用者さんの特性や希望に応じて選択できるそうです。対応いただいた生活支援員の依田さんはパソコンについても非常に詳しく、リモートでの在宅作業の環境も整えられているところが新しく、魅力を感じました。　またスタッフの皆さんの“利用者さんにとって一番良いことを“との基本姿勢が素晴らしいなと感じました。

カテゴリー: 中島ゆうこ新聞

PLUM OFFICEさんを訪問してきました

2023年1月13日

梅迫町のHAKONIWAさんへ

2023年2月4日

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