平成30年9月定例会 一般質問

初質問にはたくさんの方が傍聴に、応援に来てくださり、ありがとうございました。
後ろの傍聴席を振り向く余裕すらなかったけれど、本当に心強かったです。

今回は大きく3点について一般質問しました。

まず、
・新図書館について
・避難所の整備について

この2点は私が選挙中にずっと訴えてきたこと。
どちらについても基本的な視座は同じで、
障がいを持つ人や高齢者、子育て世代にとって使いやすいものになるようにという視点で質問しました。

もう1つは、
・森林整備について

この点は、私は選挙では一切触れてこなかった。
私は大学の農学部の森林科学科で学び、大学院まで修めた。

選挙中、支援してくださる何人かの方から、
「お前は森林の専門家だろ。森林政策についてももっと訴えるべきだ」と助言をもらっていました。
それでも私は一切、森林や林業について触れなかった。

その一つの理由は、その分野に対して私に中には挫折感しか残ってなかったから。
そして、本当に森林や林業を守っていくことが、いかに難しい課題であるかを実感していたから。

林野庁の政策が都道府県を経由して、市町村まで下りてくる。
その政策をそのまま実行して、地域の森林や林業がよくなるなら、とっくに日本の林業は再生しているはず。
でも、そうはならない現実。

綾部市も総面積の77%が森林です。

選挙が終わり、少し落ち着いて考えたとき、
私が議員にさせてもらったのであれば、
やはりこの分野から逃げるわけにはいかないという気持ちが、自ずと湧いてきたことに、自分でも少し驚きました。

森林・林業の分野もこれからもう一度勉強しなおし、継続して取り組んでいきたいと思っています。